第750回学内セミナー(大学院セミナー)「がん研究におけるAI:オミクスから個別化医療まで」
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AIは革新的な技術として登場し、ヘルスケアおよび医学研究に多大な影響を与えています。特にがん研究において、複雑なデータセットを効率的にマイニング、分析、解釈するAIの能力は、計り知れない可能性を秘めています。しかし、その有望性にもかかわらず、腫瘍学研究におけるAIの応用には、重大な課題も伴っています。
本発表では、AIと機械学習技術を活用して、がんのファーマコゲノミクスデータ(薬理ゲノム情報)をモデリングし、個別化医療のための堅牢なフレームワークを開発し、私たちの現在進行中のプロジェクトに焦点を当てます。さらに、がん治療においてAI駆動型の精密医療戦略を実施する上で、重要な課題や考慮すべき点についても議論します。
【日時】令和7年6月26日(木) 17:00~18:30
【会場】白翁会ホール
【演者】
Arvind S. Mer先生(オタワ大学医学部・電気工学 コンピュータ科学部 准教授)
【演題】
「がん研究におけるAI:オミクスから個別化医療まで」
AI in Cancer Research: From Omics to Personalized Medicine
【担当分野】産科婦人科学 大学院セミナー企画部会